アジャイルの原則7:動くプロダクト

「動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度です。」
―アジャイルの原則#7

アジャイルの原則#7は、真の顧客価値とは動くプロダクトを提供することを意味する、というシンプルなガイドラインです*。 この原則が重要な理由は次のとおりです。

品質をすばやく実証する。動くプロダクトとは、つまりそういうことです。開発され、テストされ、機能することが証明された製品なのです。 アジャイルプロジェクトでは、すべてのイテレーションで開発、テスト、デモンストレーション(実証)行うため、製品がどれだけうまく機能するかがすぐに分かります。

即時のフィードバックと改善が実現します。 数週間ごとに実用的なプロダクトを提供することで、顧客やその他のステークホルダーから即座にフィードバックを得ることができます。 企業によっては、これが、選ばれたエンドユーザーのグループにベータ製品をリリースすることを意味する場合があります。 たとえば、GoogleのProject Glass Explorer Programを考えてみましょう。 Googleは、Google GlassのARデバイスの動くバージョンを一部の顧客グループにリリースしています。 この顧客は、デバイスをテストし、プロダクトを実際にどのように使用しているかについてフィードバックを提供します。 Googleは、顧客からのインプットに基づいて、毎月のアップデートを提供する予定です。

プロジェクトの進捗状況のリトマス試験紙として機能します。 アジャイルプロジェクトでは、動くプロダクトを提供することにより、完了率の考え方が変わります。 イテレーションごとに動くプロダクトを提供するため、75%完了したプロジェクトは、機能の75%が完全に機能しているということになります。 プロジェクトを途中で停止しなければならない場合でも、そのプロジェクトのスポンサーには価値を提供できます。

*アジャイル原則では「動くソフトウエア」と書かれていますが、より多様な組織がアジャイルプラクティスを採用するにつれて、「動くプロダクト」という言い方がより適切になってきています。

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