HBOの『シリコンバレー』とスクラム
さまざまな業界や分野で、アジャイルプラクティスが実践され、なかでもスクラムは広く普及しています。
スクラムが注目を浴び続けるなか、HBOの新TVシリーズでも取り上げられました。
アメリカンシットコムの『シリコンバレー』は、カリフォルニア州シリコンバレーでの成功を夢見て一緒に暮らす6人のテックオタクを中心に展開します。
「スクラム」のエピソードでは、プロジェクトチームがストーリータスクボードを利用して、製品の開発プロセスを視覚的に説明しています。
アジャイルプラクティスへの移行に携わる人にとって、このエピソードには身近に感じる要素がいくつもあったと思います。
抵抗。 変化する時は、必ず最初の抵抗に遭います。 スタートアップとしての彼らにとって、何か新しいものを導入することで、「仕事になってしまった」と感じたのです。 それが従来の方法を脅かすような気持ちになる人もいるでしょう。
透明性。 このエピソードで、チームメンバー最初、新システムが時間の無駄だと感じていたものの、すぐに競争が発生しました(おそらく最初はそれほど健全な競争ではありませんでした)。 透明性の結果として、競争は必ずしも望ましくはありませんが、説明責任は望ましいものです。
説明責任。 このエピソードでは、特にジャレッドが開発者の1人に対して「自分たちにとても満足している」と言い直した時、チームで説明責任を共有する始まりを感じさせました。
ほとんどのアジャイル専門家は、このエピソードでのスクラムの描かれ方にうんざりするかもしれませんが、1つ確かなことは、アジャイルのムーブメントはハリウッドの注目を集めるほど主流になっているということです。
記事で触れた『シリコンバレー』のエピソードのクリップをお楽しみください:https://www.youtube.com/watch?v=KP2zznwCeZI