スウォーミング とは、開発チーム全体が一度に1つのユーザー ストーリーに取り組むことです。 開発チームが部門横断的に作業する必要がありますが、想像よりも簡単にできます。 ユーザーストーリーのスウォーミング方法は次のとおりです。
1 次のグリッドを作成し、通常どおりにタスクを割り当てます。
このパターンは、Reneeしか作業していないので、開発チームのメンバーはタスク1、2、および3を順番に完了する必要があります。 タスク4と5はToddのタスクなので、同様です。 タスク5(*) は、他のタスクに強く依存する唯一のタスクです。
2 次に、右側に列を追加し、2番目の列のタイトルを変更して、グリッドを次のようにしてください。
タスクを完了できる複数の人を特定することで、開発チームはこれらのタスクのほとんどを同時に完了できます。 これにより、ユーザー ストーリーに取りかかる実際の作業時間がはるかに短くなります。
3 誰が各タスクに取り組むことができるかが分かったので、リストを修正します。
4 時間が追加された両方のパターンを見てみましょう。
スウォーミングしないと、ユーザーストーリーを完了するのに、2日半かかります。
このユーザーストーリーをスウォーミングで行うと、たとえGreg と Mickがタスクを完了するのにReneeよりも時間がかかったとしても、1日半しかかかりません。 ReneeがMickとGregの作業を1~2時間かけてチェックしなければならかったとしても、スウォーミングのしたほうが早く済むのです。 火曜日にTodd が病気になった場合、開発チームの誰かが代わりにToddのタスクを担当できると分かっているので、スプリントが止まることはありません。
追加のボーナスとして、Reneeと一緒に作業をしたMick、Greg、Marie、そしてToddと一緒に作業をしたHeidiは、その作業から新しいことを学びました。
スウォーミングで悩んでいますか? この演習を試して、どれだけの時間を節約できるかを確認してみてください。